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突棒
ふりがな文庫
“突棒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つくぼう
77.8%
キュー
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つくぼう
(逆引き)
突棒
(
つくぼう
)
、
刺叉
(
さすまた
)
というようなものを押立てた同勢が、その中へ高手小手に
縛
(
いまし
)
めた一人の者を取押えながら、引き立てて来たのであります。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その式台を上った所に、
突棒
(
つくぼう
)
や、
袖搦
(
そでがらみ
)
や
刺股
(
さつまた
)
や、また古ぼけた
馬上
(
ばじょう
)
提灯などが、並んで
懸
(
か
)
けてあった昔なら、私でもまだ覚えている。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
突棒(つくぼう)の例文をもっと
(7作品)
見る
キュー
(逆引き)
そして偶然にも、丁度その晩八時頃柳容堂からの電話を女中が知らして来た時、昌作は
突棒
(
キュー
)
を置いてゲーム半ばに立上った。午後から風と共に雨が降り出していた。
野ざらし
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
おたかはもう
突棒
(
キュー
)
を手にして、媚ある眼でじっと見やった。で林はそのまま立ち上った。
球突場の一隅
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
突棒(キュー)の例文をもっと
(2作品)
見る
“突棒”の意味
《名詞》
突棒 (つくぼう)
江戸時代に使われた捕具で鉄釘をT字形に並べた歯に3メートルほどの長い木製の柄をとりつけたもので罪人の衣服や髪にからめて捕える。
(出典:Wiktionary)
“突棒”の解説
突棒(つくぼう)は、江戸時代に使用された捕り物道具のひとつである。刺股、袖搦ととも三道具の一種でもある。
(出典:Wikipedia)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突出
突飛
突如
突兀
突伏
突張
検索の候補
突支棒
棒突足軽
“突棒”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
三遊亭円朝
中里介山
島崎藤村
夏目漱石
豊島与志雄