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突棒
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キュー
ふりがな文庫
“
突棒
(
キュー
)” の例文
そして偶然にも、丁度その晩八時頃柳容堂からの電話を女中が知らして来た時、昌作は
突棒
(
キュー
)
を置いてゲーム半ばに立上った。午後から風と共に雨が降り出していた。
野ざらし
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
おたかはもう
突棒
(
キュー
)
を手にして、媚ある眼でじっと見やった。で林はそのまま立ち上った。
球突場の一隅
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
おたかは
突棒
(
キュー
)
を捨てて立って行った。そして彼の手から帽子を取って釘に掛けた。
球突場の一隅
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「さあ、」と云い乍ら松井は
突棒
(
キュー
)
を捨てて椅子に腰を下した。
球突場の一隅
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
“突棒”の意味
《名詞》
突棒 (つくぼう)
江戸時代に使われた捕具で鉄釘をT字形に並べた歯に3メートルほどの長い木製の柄をとりつけたもので罪人の衣服や髪にからめて捕える。
(出典:Wiktionary)
“突棒”の解説
突棒(つくぼう)は、江戸時代に使用された捕り物道具のひとつである。刺股、袖搦ととも三道具の一種でもある。
(出典:Wikipedia)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突出
突飛
突如
突兀
突伏
突張