“大根”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
だいこん40.5%
おおね24.1%
だいこ22.8%
おほね6.3%
オホネ2.5%
でいこ1.3%
でこん1.3%
ダイコ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“大根”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おばあさんは、二ほん大根だいこんをしっかりといて、かぜたおされまいとあるきました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
山姥やまうばる一ぽん大根だいこんべてしまって、また「もう一ぽん。」と手をしました。
山姥の話 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
実際女と云うものの身上が、いかに大根おおねがなくて弱々しいのかと笑っていたけれども、私も段々笑えなくなり始めました。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
茲では白状して叔父に安心させ油断させて置いて、後で窃かに毒殺すれば好いと斯う大根おおねを括ったのだ。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
大根だいこよこいくつかにつて、さらにそれをたてつて短册形たんざくがたきざむ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しな庭先にはさきくりかられた大根だいこ褐色かつしよくるのをた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
えちぎり洗ふ大根おほねをその葉さへかん素水さみづにわれは見つくす
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
えちぎり洗ふ大根おほねをその葉さへかん素水さみづにわれは見つくす
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つぎねふ山背女ヤマシロメの 小鍬コクハ持ちうちし大根オホネ
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
小沢蘆庵翁の歌に、「いにしへは、大根オホネ はじかみ 韮 茄子ナスビ、瓜のたぐひも、歌によみけり」といへるは、歌をむげに狭くとりなし、古き集どもに例ある物の外には、題もたやすくはものせず、なべて海月なす筋も骨もなきものに、読みそこなひ来れる悪癖を看破せられたるものにぞあるべき。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
兼「ムヽあれか、ありゃア旨かった、それにの時喰った大根でいこさ、此方こっちの大根は甘味があってうめえ、それに沢庵もおつだ、細くって小せえが、甘味のあるのは別だ、自然薯じねんじょも本場だ、こんな話をするとなんか喰いたくなって堪らねえ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「よほど大根でこんがおッなようじゃな。で、枕崎に――」
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
栄さんは「大根ダイコパア」という子供を主題した独得の小説をかきました。