“だいこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大根87.2%
蘿蔔7.7%
莱菔5.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五歳いつつの年四谷よつやに養子に往って、十年前渡米し、今はロスアンゼルスに砂糖さとう大根だいこん八十町、セロリー四十町作って居るそうだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そのいろいろの飾り物の中で、例のおかめの面、大根だいこんじめ、積み俵は三河島が本場(百姓が内職にしている)だから、そっちから仕入れる。
一つのうすもちや一畠のうり大根だいこんを、分けて双方そうほうの腹中に入れることは、そこに眼に見えぬ力の連鎖を作るという
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
——宛如さながらあき掛稻かけいねに、干菜ほしな大根だいこんけつらね、眞赤まつか蕃椒たうがらしたばまじへた
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ふたまた大根だいこんなどは近頃の話だが、もとは「またぶり」というまたになったつえを、旅のひじりなどは皆ついていた。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
鼻は細根の乾し蘿蔔だいこんを思わせるように、痩せて乾枯ひからびていた。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
紀州で、その葉の煎汁で蘿蔔だいこんの害虫を除く。
蘿蔔だいこんの種を蒔いてゐると
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
菜蔬さいそは最も莱菔だいこんを好んだ。生で食うときは大根だいこおろしにし、て食うときはふろふきにした。大根おろしは汁を棄てず、醤油しょうゆなどを掛けなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
卓には麺包パンあり、莱菔だいこんあり。