“鮟鱇鍋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんこうなべ75.0%
あんかうなべ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一、昨夜三人で食ったのは、河豚じゃない鮟鱇鍋あんこうなべだ。吉三郎が河豚を食ったことがないと言うから、鮟鱇を持って来て、河豚ということにして食わせたんだ。
水ッぱなをチュチュさせて、お客様のそばへ寄るとな、それ……お客様の鮟鱇鍋あんこうなべがまずくならあ
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第一、昨夜三人で食つたのは、河豚ふぐぢやない鮟鱇鍋あんかうなべだ、吉三郎が河豚を食つたことがないと言ふから、鮟鱇を持つて來て、河豚といふことにして食はせたんだ。