“眼張”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
がんば50.0%
めばり25.0%
がんばっ12.5%
めっぱ12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“眼張”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
露地から急いで、……あのお千世さんが心づかい、台所から長火鉢、二階を股に掛けて、眼張がんばっている、ものがもの。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(若い坊様連れて川へ落っこちさっしゃるな、おらここに眼張がんばって待っとるに、)と横様よこざまに縁にのさり。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「お肴はなんにいたします。かつお眼張めばり、白すに里芋、豆腐に生揚、蛸ぶつに鰊。……かじきの土手もございます」
そういうわけで、この列車も、毒瓦斯が車内に入ってくるのを防ぎますため、車窓も換気窓も、それから出入口の扉も絶対にお開けにならぬように願います。もちろん鎧戸よろいどの外には硝子戸ガラスどを閉めていただきます。それから扉の隙間などには、眼張めばりをしていただきます。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
敷居もまたがすなといういいつけで、吾に眼張がんばっとれというこんだから、おりゃ、お前様の、心が思いやらるるで、見ているが辛いでの、どんなに断ろうと思ったか知ンねえけんど、今の旦那様三代めで、代々養なわれた老夫じじいだで、横のものをば縦様たてにしろと謂われた処で従わなけりゃなんねえので、かしこまったことは畏ったが、さてお前様がさぞ泣続けるこんだろうと、生命いのちが縮まるように思っただ。
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
年は四十ばかりで、かろからぬ痘痕いもがあッて、口つき鼻つきは尋常であるが、左の眼蓋まぶた眼張めっぱのようなきずがあり、見たところの下品やすい小柄の男である。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)