“眼蓋”の読み方と例文
読み方割合
まぶた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼をつぶるとさまざまの花が、プランクトンが、バクテリヤが、稲妻が、くるくる眼蓋まぶたの裏で燃えている。トラホオムかも知れない。
春の盗賊 (新字新仮名) / 太宰治(著)
秀才の女房は眼蓋まぶたの上にきずがある——しばらく逢わないが呉媽はどこへ行ったかしらんて……惜しいことにあいつ少し脚が太過ぎる
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
皮膚の上にもう一枚皮膚ができたやうに、垢と脂とで汚れきつてゐるが、眼蓋まぶたや唇のぐるりだけ黒ん坊みたいにくまどつて生地の肌色が現れてゐた。
釜ヶ崎 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)