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眼蓋
ふりがな文庫
“眼蓋”の読み方と例文
読み方
割合
まぶた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まぶた
(逆引き)
眼をつぶるとさまざまの花が、プランクトンが、バクテリヤが、稲妻が、くるくる
眼蓋
(
まぶた
)
の裏で燃えている。トラホオムかも知れない。
春の盗賊
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
秀才の女房は
眼蓋
(
まぶた
)
の上に
疵
(
きず
)
がある——しばらく逢わないが呉媽はどこへ行ったかしらんて……惜しいことにあいつ少し脚が太過ぎる
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
皮膚の上にもう一枚皮膚ができたやうに、垢と脂とで汚れきつてゐるが、
眼蓋
(
まぶた
)
や唇のぐるりだけ黒ん坊みたいに
隅
(
くま
)
どつて生地の肌色が現れてゐた。
釜ヶ崎
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
眼蓋(まぶた)の例文をもっと
(20作品)
見る
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“眼”で始まる語句
眼
眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼窩
眼球
眼眸
眼色
眼力
“眼蓋”のふりがなが多い著者
高見順
武田麟太郎
内村鑑三
小林多喜二
魯迅
梶井基次郎
太宰治
夏目漱石
原民喜
牧野信一