“眼眸”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まなざし68.8%
がんぼう12.5%
まみ9.4%
めつき6.3%
ひとみ3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“眼眸”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 詩7.7%
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「丹羽さんと吉っちゃんなの?」時子は鏡面から眼眸まなざしをはずして彼女には不似合な、そっとした優しみで二人を流し見た。
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
スメルジャコフは両手を背後へ回したまま、その前に立って、自信ありげなほとんどいかついくらいな眼眸まなざしで彼を見つめた。
「誓って、祖国のために!」椋島技師は、燃えるような眼眸がんぼうを大臣の方に向けて立ちあがると、こう叫んで、右手をつとのばした。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
昧爽まいさうきよく、しんみて、街衢がいく縱横じうわう地平線ちへいせんみな眼眸がんぼううちにあり。
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
つめたけど触りてかなしと惚れてしが石の女仏の眼眸まみの露けさ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
若葉どき雲形定規かきいだき學生は行く燃ゆるその眼眸まみ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
これほどの幼児でいてすでに貴公子らしいりっぱな眼眸めつきをしてえんな感じを持っていることも普通の子供に違っているのである。
源氏物語:36 柏木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
叔父は、内赤に塗つた大きい提子ひさげに移した酒を、更に徳利に移しながら、莞爾にこついた眼眸めつきじつと徳利の口をみつめてゐた。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
彼は振り向いて彼女をながめた。彼女はいかにもあでやかな美しさだった。しかし彼がその深い眼眸ひとみでながめたのは、その美ではなくて魂であった。