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『獏鸚』
ふりがな文庫
『
獏鸚
(
ばくおう
)
』
一度トーキーの撮影を見たいものだと、例の私立探偵帆村荘六が口癖のように云っていたものだから、その日——というと五月一日だったが——私は早く彼を誘いだしに小石川のアパートへ行った。 彼の仕事の性質から云って、正に白河夜船か或いは春眠暁を覚えず …
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」博文館、1935(昭和10)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約34分(500文字/分)
朗読目安時間
約56分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
籠
(
かこ
)
怯
(
きょう
)
反
(
そら
)
空
(
うつ
)
趾
(
し
)
懸
(
が
)
敲
(
う
)
珍
(
ちん
)
確
(
しっ
)
企
(
くわだ
)
空
(
むな
)
纏
(
まつ
)
象鼻
(
ぞうび
)
音
(
おん
)
仕懸
(
しか
)
俄
(
にわ
)
剥
(
む
)
憩
(
やす
)
掌
(
て
)
業
(
ごう
)
潜
(
ひそ
)
眩
(
くら
)
窘
(
いじ
)
翕
(
つばさ
)
肯
(
うなず
)
腕利
(
うできき
)
透
(
すか
)
駈
(
かけ
)
凱歌
(
がいか
)
前肢
(
まえあし
)
卓子
(
テーブル
)
只管
(
ひたすら
)
可怪
(
おか
)
台辞
(
せりふ
)
呟
(
つぶや
)
周章
(
あわ
)
唖然
(
あぜん
)
唯
(
ただ
)
啣
(
くわ
)
嗤
(
わら
)
嘸
(
さぞ
)
嚥
(
の
)
囁
(
ささや
)
孤棲
(
こせい
)
宥
(
なだ
)
尠
(
すくな
)
尻尾
(
しっぽ
)
巣窟
(
そうくつ
)
引繰
(
ひっく
)
忌々
(
いまいま
)
怪訝
(
けげん
)
悦
(
よろこ
)
慊
(
あきた
)
手懸
(
てがか
)
抛
(
ほう
)
拘引
(
こういん
)
掠
(
かす
)
掩
(
おお
)
搦
(
から
)
春眠
(
しゅんみん
)
暁
(
あかつき
)
杜
(
もり
)
殊遇
(
しゅぐう
)
毮
(
むし
)
気紛
(
きまぐ
)
流石
(
さすが
)
深淵
(
しんえん
)
漏洩
(
ろうえい
)
照
(
て
)
犀
(
さい
)
瓲
(
トン
)
生
(
は
)
皮肉
(
ひにく
)
眼眸
(
まなざし
)
瞠
(
みは
)
窺
(
うかが
)
籠
(
こも
)
肘
(
ひじ
)
膨
(
ふく
)
芽
(
め
)
莨
(
たばこ
)
蒼蠅
(
うるさ
)
薦
(
すす
)
裡
(
うち
)
見惚
(
みと
)
覗
(
のぞ
)
解
(
と
)
訊
(
き
)
認
(
したた
)
譫言
(
うわごと
)
身嗜
(
みだしな
)
身許
(
みもと
)
迂濶
(
うかつ
)
迚
(
とて
)
造詣
(
ぞうけい
)
遊人
(
あそびにん
)
錨
(
いかり
)
頤
(
あご
)
頭脳
(
あたま
)
馴染
(
なじみ
)