“莨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たばこ95.6%
タバコ4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、椅子に腰かけて毎朝静かにをふかして独りを楽しむ時間を、彼の前に立っている男に闖入されたことが不快でならなかった。
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
余は涙の出るほど有難い、早速受け取って、一本の葉巻を燻らせたが、是でも蘇生の想いがある、ナニ空腹も大した苦痛ではない。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
皆が硯箱に蓋をしたり、袴の紐を締直したり、へて外套を着たりしたが、三面の外交をして居る小松君が、突然
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
冷々した夕闇のなかで、提燈をえるようにして暖まったり、を吸ったりして荷物のくるのを待った。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)