“莨銭”の読み方と例文
読み方割合
たばこせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笹村は、家が重苦しくなって来ると、莨銭たばこせんたもとの底にちゃらつかせながら、折にふれて行きどころのない足をそっちへ向けた。そしてその部屋の壁際に寝そべって、女からいろいろの話を聞いた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)