“莨屋”の読み方と例文
読み方割合
たばこや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何んで丈助どんにお金を才覚しろという手紙を附けてよこしなました、実はわっしの身の上はこれ/\で、若旦那が東海道藤沢の莨屋たばこやから手紙を遣し、二百両のお金がなければ
さるほどに神月梓は、暗夜、町中まちなかひともした洋燈ランプを持って、荷車の前に立たせられて、天神下をかしこここ、角の酒屋では伺います、莨屋たばこやの店でも少々、米屋の窓でもちょいとものを。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)