“瓲”の読み方と例文
読み方割合
トン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金貨が重さで一トン半もあるというのが、姿を消して一枚も残っていなかった。あの厳重な警戒網を誰が抜けることができたろう。
地中魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それはトン数で云って、三瓲あまりの大爆薬が入っていた。この思いけない遺留品には、金庫をのぞきこんだ係官たちも、「呀ッ」といって一斉に出口に逃げだしたほどだった。
獏鸚 (新字新仮名) / 海野十三(著)