“気紛”のいろいろな読み方と例文
旧字:氣紛
読み方割合
きまぐ87.8%
きまぐれ10.2%
まぐ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかにも人の不幸のところへ心ない遊蕩児ゆうとうじ気紛きまぐれな仕業しわざと人に取られるかも知れなかったが、思う人には何とでも思わせておいて
生不動 (新字新仮名) / 橘外男(著)
だからそこに云うに忍びない苦痛があった。彼らは残酷な運命が気紛きまぐれに罪もない二人の不意を打って、面白半分おとしあなの中に突き落したのを無念に思った。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
私は決して気紛まぐれな妄想から経済的独立の可能をいうのではありません。