“春塵”の読み方と例文
読み方割合
しゆんぢん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅にして春塵しゆんぢんしげししばしばも熱きしぼりにかほをあてつつ (二首汽車の中にて)
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春塵しゆんぢんのいづ方となき日のまぎれ渡鳥わたりのこゑを聴くと切なり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
風はまだしじしらけ立つ春塵しゆんぢんまなこ洗はむあしたとてなし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)