“春秋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はるあき58.1%
しゅんじゅう32.6%
しゆんじう4.7%
くらし2.3%
しんじゅう2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この鐘きかむとて、われとせの春秋はるあきをあだにくらしき。うれたくもたのしき、今のわが身かな。いざやおもひのまゝに聽きあかむ。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
あれでこれから春秋しゅんじゅうの畳がえをしたり、新入りの子供のために机を買ってやったりできるから、和尚もよろこぶだろうと思った。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
氏神うぢがみ祭禮さいれいは、四五月頃しごぐわつごろと、九十月頃くじふぐわつごろと、春秋しゆんじう二度にどづゝあり、小兒こども大喜おほよろこびなり。あきまつりはうにぎはし。祇園囃子ぎをんばやし獅子ししなどづるはみなあきまつりなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
人間の春秋くらしとは、かくまでも佗しいものか! ベンチに下駄をぶらさげたまゝ転がると、星があんまりまともに見えすぎる。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)
春秋しんじゅう筆法ひっぽうを以てすれば、取りも直さず牝犬を捨てた主人の余の手にかゝって死んだのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)