“春秋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はるあき57.8%
しゅんじゅう33.3%
しゆんじう4.4%
くらし2.2%
しんじゅう2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この鐘きかむとて、われ六(む)とせの春秋(はるあき)をあだにくらしき。うれたくもたのしき、今のわが身かな。いざやおもひのまゝに聽きあかむ。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
あれでこれから春秋(しゅんじゅう)の畳がえをしたり、新入りの子供のために机を買ってやったりできるから、和尚もよろこぶだろうと思った。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
氏神(うぢがみ)の祭禮(さいれい)は、四五月頃(しごぐわつごろ)と、九十月頃(くじふぐわつごろ)と、春秋(しゆんじう)二度(にど)づゝあり、小兒(こども)は大喜(おほよろこ)びなり。秋(あき)の祭(まつり)の方(はう)賑(にぎは)し。祇園囃子(ぎをんばやし)、獅子(しし)など出(い)づるは皆(みな)秋(あき)の祭(まつり)なり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
人間の春秋(くらし)とは、かくまでも佗しいものか! ベンチに下駄をぶらさげたまゝ転がると、星があんまりまともに見えすぎる。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)
春秋(しんじゅう)の筆法(ひっぽう)を以てすれば、取りも直さず牝犬を捨てた主人の余の手にかゝって死んだのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)