“春秋”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はるあき53.8%
しゅんじゅう35.9%
しゆんじう5.1%
くらし2.6%
しんじゅう2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“春秋”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
なき、その母に手を曳かれて、小さな身体からだは、春秋はるあきの蝶々蜻蛉に乗ったであろう。夢のように覚えている。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見よや女子おんな勢力いきほひと言はぬばかり、春秋はるあきしらぬ五丁町のにぎはひ、送りの提燈かんばんいま流行はやらねど
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ジェーンは義父ぎふ所天おっとの野心のために十八年の春秋しゅんじゅうを罪なくして惜気おしげもなく刑場に売った。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼は道義的批判の規準を示すものとしては春秋しゅんじゅうを推したが、事実を伝える史書としてはなんとしてもあきたらなかった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
氏神うぢがみ祭禮さいれいは、四五月頃しごぐわつごろと、九十月頃くじふぐわつごろと、春秋しゆんじう二度にどづゝあり、小兒こども大喜おほよろこびなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
僕は機械的にしやべつてゐるうちにだんだん病的な破壊慾を感じ、堯舜げうしゆんを架空の人物にしたのは勿論、「春秋しゆんじう」の著者もずつと後の漢代の人だつたことを話し出した。
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
人間の春秋くらしとは、かくまでも佗しいものか! ベンチに下駄をぶらさげたまゝ転がると、星があんまりまともに見えすぎる。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)
春秋しんじゅう筆法ひっぽうを以てすれば、取りも直さず牝犬を捨てた主人の余の手にかゝって死んだのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)