“しゆんじう”の漢字の書き方と例文
語句割合
春秋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏神うぢがみ祭禮さいれいは、四五月頃しごぐわつごろと、九十月頃くじふぐわつごろと、春秋しゆんじう二度にどづゝあり、小兒こども大喜おほよろこびなり。あきまつりはうにぎはし。祇園囃子ぎをんばやし獅子ししなどづるはみなあきまつりなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
僕は機械的にしやべつてゐるうちにだんだん病的な破壊慾を感じ、堯舜げうしゆんを架空の人物にしたのは勿論、「春秋しゆんじう」の著者もずつと後の漢代の人だつたことを話し出した。
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)