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落鮎
ふりがな文庫
“落鮎”の読み方と例文
読み方
割合
おちあゆ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちあゆ
(逆引き)
近い岸より、遠い山脈が
襞目
(
ひだめ
)
を
碧落
(
へきらく
)
にくつきり刻み出してゐた。ところどころで
落鮎
(
おちあゆ
)
を
塞
(
ふさ
)
ぐ
魚梁
(
やな
)
の
簾
(
す
)
に
漉
(
こ
)
される水音が白く聞える。
川
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ほかからくれる十円近くの金は
故里
(
ふるさと
)
の母に送らなければならない。
故里
(
ふるさと
)
はもう
落鮎
(
おちあゆ
)
の時節である。ことによると
崩
(
くず
)
れかかった
藁屋根
(
わらやね
)
に
初霜
(
はつしも
)
が降ったかも知れない。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
落鮎(おちあゆ)の例文をもっと
(2作品)
見る
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
鮎
漢検準1級
部首:⿂
16画
“落鮎”と季節(秋)が同じ季語
食物|
太刀魚
里芋
柿
蕎麦掻
猿酒
行事|
盆
重陽
万聖節
七夕
神嘗祭
植物|
菊
朝顔
彼岸花
桔梗
萩
時候|
霜降
九月尽
秋
夜長
夜寒
天文|
秋風
秋時雨
秋曇
稲妻
鰯雲
地理|
花畑
花園
盆波
不知火
刈田
動物|
蟋蟀
懸巣
鹿
眼白
鶺鴒
人事|
新藁
凶作
案山子
砧
秋扇
“落鮎”と分類(食物)が同じ季語
春|
桜餅
栄螺
枸杞
芥子菜
蕨
夏|
素麺
砂糖水
梅干
心太
焼酎
秋|
茸飯
粟
新蕎麦
茸
稗
冬|
切干
蓮根
茎漬
牡蠣
鮟鱇
新春|
七種粥
若菜
七種
雑煮
小豆粥
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家
“落鮎”のふりがなが多い著者
夏目漱石
岡本かの子