“鮪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まぐろ81.3%
しび13.3%
あか1.3%
まぐら1.3%
やすけ1.3%
シビ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鮪”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史4.5%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
第四十三 まぐろ飯 は西洋のカレー料理に似たものですがこれは羊羹ようかんのような鮪の上肉を使わなければなりません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
夕食にまぐろ刺身さしみがつく。十年ぶりに海魚うみざかなの刺身を食う、と片山さんが嘆息する。汽車の御馳走だ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
第二十四代の天皇仁賢にんけんの時代には、やはり天皇の死んだあとに、大臣平群真鳥へぐりのまとりとその子のしびが反抗した。
わが恋はいさなつく子かしび釣りか沖の舟見て見てたそがれぬ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
片手かたてづまみの大皿おほざらすしは、鐵砲てつぱう銃口すぐちそろへ、めざすてきの、山葵わさびのきいたあかいのはとくのむかし討取うちとられて、遠慮ゑんりよをした海鰻あなごあまいのがあめのやうに少々せう/\とろけて、はまぐりがはがれてる。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なアに鶴や膃肭臍が滅多に取れるものか。豚の脂や仙台まぐら脂肪肉あぶらみで好いのだ。脂でさへあれば胼あかぎれには確に効く。此奴を一貝ひとかひ一銭に売るんだが二貫か三貫か資本もとで一晩二両三両の商売あきなひになる。詐偽も糞もあるもんか。商人は儲けさへすりやア些と位人に迷惑を掛けてもかまはんのだ。
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
とろだってないんだし、こっちには。山葵わさびの利いていないやすけなんていったい、人間の食べるものなのだろうか。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
平群ヘグリシビの愛人かげ媛が、鮪の伐たれたのを悲しんで作つた歌の大部分をなして居るこれだけの文章は、主題に入らないで、経過した道筋を述べたてゝゐるだけである。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)