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『旅の日記』
ふりがな文庫
『
旅の日記
(
たびのにっき
)
』
九月一日 金華山から山雉の渡しを鮎川の港までもどつた。汽船で塩竈へ歸らうとしたのである。大分まだ時刻があつたので或旅人宿の一間で待つことにした。宿には二階がある。然し其案内されたのは表の店からつゞいた二間のうちの一間である。他の一間には宿の …
著者
長塚節
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
代
(
よ
)
連尺
(
れんじやく
)
鮪
(
しび
)
作並
(
さくなみ
)
山雉
(
やまどり
)
崎
(
さき
)
愛子
(
あいし
)
網地
(
あぢ
)
郷六
(
がうろく
)