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脂肪肉
ふりがな文庫
“脂肪肉”の読み方と例文
読み方
割合
あぶらみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらみ
(逆引き)
死体は鯨の
脂肪肉
(
あぶらみ
)
かアルコール漬の胎児の標本かというような白けた冴えぬ色をし、わずか耳の上に残った五六本の髪の毛が眼玉の抜けた眼窩に入りこみ、耳の穴から青々と
水藻
(
みずも
)
が萌えだしている。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
皆は
脂肪肉
(
あぶらみ
)
のビフテキをかち/\言はせながら、
各自
(
てんで
)
に腹のなかで
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
なアに鶴や膃肭臍が滅多に取れるものか。豚の脂や仙台
鮪
(
まぐら
)
の
脂肪肉
(
あぶらみ
)
で好いのだ。脂でさへあれば胼あかぎれには確に効く。此奴を
一貝
(
ひとかひ
)
一銭に売るんだが二貫か三貫か
資本
(
もと
)
で一晩二両三両の
商売
(
あきなひ
)
になる。
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
脂肪肉(あぶらみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
肪
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
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