“素麺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうめん94.7%
むぎ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おつなは何時ものやうに、粗末な鼠つぽい阿波縮あはちぢみ單衣ひとへを着て、彼の枕元に立つて居た。「素麺そうめんが出來たから下へ行つておあがりよ。」
少年の死 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
饂飩うどん素麺そうめんの湯煮たのを二、三十本混ぜて蒸しても洒落しゃれていますし、米の粉を大匙二杯ばかり入れて蒸しても美味しいものが出来ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
座って素麺むぎをたべてゐる
春と修羅 第三集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)