トップ
>
土用波
ふりがな文庫
“土用波”の読み方と例文
読み方
割合
どようなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どようなみ
(逆引き)
土用波
(
どようなみ
)
という高い波が風もないのに海岸に
打寄
(
うちよ
)
せる
頃
(
ころ
)
になると、海水浴に
来
(
き
)
ている
都
(
みやこ
)
の人たちも段々別荘をしめて帰ってゆくようになります。
溺れかけた兄妹
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「あの
先生
(
せんせい
)
がついていらっしゃいますから、だいじょうぶですし、まだ、
土用波
(
どようなみ
)
の
立
(
た
)
つ
時節
(
じせつ
)
でもありませんから。」と、
宿
(
やど
)
の
人
(
ひと
)
は、いいました。
海と少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
耳を
聾
(
ろう
)
せんばかりのどよめきが、
土用波
(
どようなみ
)
のように
見物人
(
けんぶつにん
)
をもみあげた。なにかののしるような声、
嘲笑
(
ちょうしょう
)
するようなわめき、それらが
嵐
(
あらし
)
のごとく、かれをとりまいた
心地
(
ここち
)
がした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土用波(どようなみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“土用波”の解説
土用波(どようなみ)とは、晩夏にあたる「夏の土用」の時期に、発生する大波のこと。
(出典:Wikipedia)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“土用波”と季節(夏)が同じ季語
食物|
筍飯
虎魚
李
氷餅
梅干
行事|
薬玉
葵祭
菖蒲湯
幟
練供養
植物|
葉桜
向日葵
蓮花
時候|
梅雨明
短夜
立夏
夏至
入梅
天文|
風薫
雷雨
日盛
落雷
雷神
地理|
御来迎
滝
雪渓
代田
苔清水
動物|
蚯蚓
青鷺
初蝉
守宮
天道虫
人事|
日焼
赤痢
川床
風呂
船遊
“土用波”と分類(地理)が同じ季語
春|
雪間
残雪
堅雪
春泥
春潮
夏|
苔清水
出水
夏空
卯波
御来迎
秋|
花野
花園
不知火
刈田
花畑
新春|
初富士
海・河川に関する言葉
鯨骨
高潮
逆流
逆川
蛇行
荒磯
航海
磯
白砂青松
灘
瀬
潮汐
潜水
漂流
渡河
渓流
渇水
清流
淵
深海魚
...
気象に関する漢字
麦秋
驟雨
颱風
颪
靄
霾
霽
霹靂
露
霰
霧
霤
霞
霜
霙
霖雨
霖
霓
霎
霄
...
“土用”で始まる語句
土用
土用干
土用前
土用半
土用寒
土用太郎
検索の候補
土用
土用干
波蘭土
土土用
土用前
土用半
土用寒
土用太郎
土器製造用
建築土木用
“土用波”のふりがなが多い著者
有島武郎
吉川英治
小川未明