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『溺れかけた兄妹』
ふりがな文庫
『
溺れかけた兄妹
(
おぼれかけたきょうだい
)
』
土用波という高い波が風もないのに海岸に打寄せる頃になると、海水浴に来ている都の人たちも段々別荘をしめて帰ってゆくようになります。今までは海岸の砂の上にも水の中にも、朝から晩まで、沢山の人が集って来て、砂山からでも見ていると、あんなに大勢な人 …
著者
有島武郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人公論」1921(大正10)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
間
(
げん
)
中
(
じゅう
)
勝
(
かち
)
位
(
ぐらい
)
如何
(
どう
)
上
(
あが
)
引
(
ひっ
)
引返
(
ひきかえ
)
後
(
うしろ
)
抱
(
かか
)
押
(
おし
)
面
(
めん
)
仰向
(
あおむけ
)
住
(
すま
)
何
(
なん
)
可哀
(
かあい
)
地
(
じ
)
幾度
(
いくど
)
度
(
たび
)
後
(
のち
)
御礼
(
おれい
)
御覧
(
ごらん
)
怖
(
こわ
)
担
(
にな
)
暫
(
しば
)
木
(
こ
)
来
(
き
)
波越
(
なみこ
)
浮
(
うか
)
渦巻
(
うずまき
)
縁
(
えん
)
膝位
(
ひざぐらい
)
臥
(
ね
)
行
(
い
)
退
(
ひ
)
遁
(
に
)
間
(
あいだ
)
中
(
うち
)
互
(
たがい
)
仰向
(
あおむ
)
仰有
(
おっしゃ
)
何処
(
どこ
)
何所
(
どこ
)
動悸
(
どうき
)
卸
(
おろ
)
向脛
(
むこうずね
)
呑
(
の
)
唯
(
ただ
)
坐
(
すわ
)
埋
(
うず
)
外
(
ほか
)
奴
(
やつ
)
婆様
(
ばあさま
)
家
(
うち
)
寝衣
(
ねまき
)
小脇
(
こわき
)
尖
(
とが
)
屏風
(
びょうぶ
)
床
(
とこ
)
廻
(
まわ
)
得
(
え
)
御座
(
ござ
)
恨
(
うら
)
恰好
(
かっこう
)
慌
(
あわ
)
所位
(
ところぐらい
)
打寄
(
うちよ
)
折角
(
せっかく
)
抜手
(
ぬきて
)
押寄
(
おしよ
)
拭
(
ふ
)
挨拶
(
あいさつ
)
捲
(
ま
)
揃
(
そろ
)
撫
(
な
)
日頃
(
ひごろ
)
曲泳
(
きょくおよ
)
毎年
(
まいねん
)
気丈
(
きじょう
)
気息
(
いき
)
気狂
(
きちが
)
泣声
(
なきごえ
)
浮上
(
うきあが
)
淋
(
さび
)
深味
(
ふかみ
)
漁夫
(
りょうし
)
潜
(
くぐ
)
濡
(
ぬ
)
真直
(
まっすぐ
)
真蒼
(
まっさお
)
真青
(
まっさお
)
眼
(
め
)
睨
(
にら
)
知
(
し
)
私
(
わたし
)
空
(
そら
)
突出
(
つきだ
)
突立
(
つった
)
立止
(
たちどま
)
立泳
(
たちおよ
)