“御礼”のいろいろな読み方と例文
旧字:御禮
読み方割合
おんれい64.3%
おれい35.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何べんもはきかけて下さいましたので、二千年も昔に生き返る事が出来たのです。その御礼おんれいに今日は国中の者を集めて御馳走をします
黒い頭 (新字新仮名) / 夢野久作海若藍平(著)
富「へい、お召に依って權六罷出まかりでました、お目見え仰付けられ、權六身に取りまして此の上なく大悦たいえつつかまつり、有難く御礼おんれい申上げ奉ります」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
参拝者さんぱいしゃなかで一ばんにかずおおく、また一ばんにうつくしいのは、矢張やはなん註文ちゅうもんもなしに、御礼おれいらるる方々かたがたでございましょう。
いままたざつと一にち、五ばかり、わたしども一かうたいし……申尽まをしつくせませんまで、種々しゆ/″\こゝろづかひをくださいましたのも、たゞ御礼おれい申上まをしあげるだけではみません。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)