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御礼
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おれい
ふりがな文庫
“
御礼
(
おれい
)” の例文
旧字:
御禮
参拝者
(
さんぱいしゃ
)
の
中
(
なか
)
で一ばんに
数
(
かず
)
も
多
(
おお
)
く、
又
(
また
)
一ばんに
美
(
うつく
)
しいのは、
矢張
(
やは
)
り
何
(
なん
)
の
註文
(
ちゅうもん
)
もなしに、
御礼
(
おれい
)
に
来
(
こ
)
らるる
方々
(
かたがた
)
でございましょう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
今
(
いま
)
また
雑
(
ざつ
)
と一
日
(
にち
)
、五
日
(
か
)
ばかり、
私
(
わたし
)
ども一
行
(
かう
)
に
対
(
たい
)
し……
申尽
(
まをしつ
)
くせませんまで、
種々
(
しゆ/″\
)
お
心
(
こゝろ
)
づかひを
下
(
くだ
)
さいましたのも、たゞ
御礼
(
おれい
)
を
申上
(
まをしあ
)
げるだけでは
済
(
す
)
みません。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
若者の所へはお婆様が自分で
御礼
(
おれい
)
に
行
(
ゆ
)
かれました。そして何か御礼の心でお婆様が持って
行
(
い
)
かれたものをその人は何んといっても受取らなかったそうです。
溺れかけた兄妹
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
唯
(
ただ
)
私の覚えて居るのは安政六年の冬、米国行の前、
或
(
ある
)
人に金銀の話をして、翌年夏、帰国して見れば、その人が
大
(
おおい
)
に利益を得た様子で、
御礼
(
おれい
)
に進上すると
云
(
いっ
)
て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
早速拝見すると、大変よい出来で、特にそのうちの一つがひどく気に入ったので、
御礼
(
おれい
)
を言った。
南画を描く話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
▼ もっと見る
斯
(
こ
)
う
言
(
い
)
った
御礼
(
おれい
)
詣
(
まい
)
りに
亜
(
つ
)
いで
多
(
おお
)
いのは
病気
(
びょうき
)
平癒
(
へいゆ
)
の
祈願
(
きがん
)
、
就中
(
なかんずく
)
小供
(
こども
)
の
病気
(
びょうき
)
平癒
(
へいゆ
)
の
祈願
(
きがん
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
夜
(
よる
)
は
夜
(
よる
)
で、
又
(
また
)
神様
(
かみさま
)
に
御礼
(
おれい
)
を
申上
(
もうしあ
)
げます。『
今日
(
きょう
)
一
日
(
にち
)
の
仕事
(
しごと
)
を
無事
(
ぶじ
)
に
勤
(
つと
)
めさせて
戴
(
いただ
)
きまして、まことに
難有
(
ありがと
)
うございました……。』その
気持
(
きもち
)
は
別
(
べつ
)
に
現世
(
げんせ
)
の
時
(
とき
)
と
些
(
すこ
)
しも
異
(
かわ
)
りはしませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“御礼”で始まる語句
御礼詣
御礼奉公