“祈願”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きがん38.1%
きぐわん19.0%
ねがい19.0%
いのり14.3%
こひいのり4.8%
リタイ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皇孫命様こうそんのみことさま竜神様りゅうじんさままた産土神様うぶすなかみさま礼拝らいはいし、今日きょうにち任務つとめ無事ぶじつとめさせてくださいますようにと祈願きがんめることにしました。
只今致方無御座、目黒の不動へ參詣致、命に替て祈願きぐわんをこらし、晝夜いのり入事に御座候。つら/\思慮しりよ仕候處、いづれなり奸女をたをし候外無望時と伺居申候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
双方の祈願ねがいが一緒になって、あやめとお葉と主税とは、この夜荏原屋敷へ忍び込んだのであった。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうして小次郎へ話しかける、桂子の声や態度には、こびがありなまめきがあり、哀訴うったえがあり祈願いのりがあった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(代匠記)か「鹿島の神に祈願こひいのり官軍すめらみいくさいでて来しものをいかでいみじき功勲いさをを立てずして帰り来るべしや」(古義)かのいずれにかになる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
504 人の犯す罪過、之を治むるものは神明への祈願リタイ。脚蹇ぎ云々は懺悔者の態度を表す。
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)