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哀訴
ふりがな文庫
“哀訴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいそ
88.9%
うったえ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいそ
(逆引き)
然
(
しか
)
し
他
(
た
)
に
方法
(
はうはふ
)
もないので
彼
(
かれ
)
は
地主
(
ぢぬし
)
へ
哀訴
(
あいそ
)
して
小作米
(
こさくまい
)
の
半分
(
はんぶん
)
を
次
(
つぎ
)
の
秋
(
あき
)
まで
貸
(
か
)
して
貰
(
もら
)
つた。
地主
(
ぢぬし
)
は
東隣
(
ひがしどなり
)
の
舊主人
(
きうしゆじん
)
であつたのでそれも
承諾
(
しようだく
)
された。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それから以来というものは、一日に何回となく丘田医師のもとに
哀訴
(
あいそ
)
を繰りかえさねばならなかった。
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
哀訴(あいそ)の例文をもっと
(16作品)
見る
うったえ
(逆引き)
そうして小次郎へ話しかける、桂子の声や態度には、
媚
(
こび
)
があり
艶
(
なまめ
)
きがあり、
哀訴
(
うったえ
)
があり
祈願
(
いのり
)
があった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そして、それは、浪路の魂と肉との
哀訴
(
うったえ
)
だった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
哀訴(うったえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“哀訴”の意味
《名詞》
哀 訴 (あいそ)
嘆き訴えること。
(旧制度)治罪法(刑事訴訟法の前身)において、大審院が、法定の手順に反した判決を出したときや、訴訟関係人から申し立てられた条件で判決を出さなかったとき、または同一の判決言い渡しにつき2箇所の条件齟齬をしたときに、検事長または訴訟関係人から、大審院に対して行う訴訟。
(出典:Wiktionary)
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
訴
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“哀訴”の関連語
懇願
哀願
陳情
“哀訴”で始まる語句
哀訴慬泣
検索の候補
哀訴慬泣
哀号泣訴
“哀訴”のふりがなが多い著者
エクトール・アンリ・マロ
佐藤紅緑
福士幸次郎
三上於菟吉
葛西善蔵
林不忘
吉川英治
海野十三
長塚節
国枝史郎