“小作米”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こさくまい83.3%
とくまい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しか方法はうはふもないのでかれ地主ぢぬし哀訴あいそして小作米こさくまい半分はんぶんつぎあきまでしてもらつた。地主ぢぬし東隣ひがしどなり舊主人きうしゆじんであつたのでそれも承諾しようだくされた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
と、ある日、おとうさんは背中せなかをたたきながら、地主じぬしの長者屋敷やしきへ納める小作米こさくまいたわらを、せっせとくらにつけていました。
たにしの出世 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
と母は真赤まっかになりながら云ったが、小作米とくまいとりの、源しゃんのおふくろは、鼻のさきであしらって、とり合わなかった。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)