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小作
ふりがな文庫
“小作”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こづく
57.1%
こづくり
19.0%
こさく
14.3%
しょうさく
4.8%
せうさく
4.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こづく
(逆引き)
敬太郎
(
けいたろう
)
はこう観察して、そっと
餡転餅屋
(
あんころもちや
)
に似た差掛の奥を
覗
(
のぞ
)
いて見ると、
小作
(
こづく
)
りな婆さんがたった一人
裁縫
(
しごと
)
をしていた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小作(こづく)の例文をもっと
(12作品)
見る
こづくり
(逆引き)
と云うから、
好加減
(
いいかげん
)
に御辞儀をして、
後
(
あと
)
から
尾
(
つ
)
いて行った。
小作
(
こづくり
)
な婆さんで、後姿の
華奢
(
きゃしゃ
)
な割合には、ぴんぴん
跳
(
は
)
ねるように
活溌
(
かっぱつ
)
な歩き方をする。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小作(こづくり)の例文をもっと
(4作品)
見る
こさく
(逆引き)
だれも人のついていない馬が、ひとりであるいてきて、
小作
(
こさく
)
のお米を
三俵
(
さんびょう
)
もはこび込んできたというので、
長者屋敷
(
ちょうじゃやしき
)
の人たちはびっくりしました。
たにしの出世
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
小作(こさく)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
しょうさく
(逆引き)
私は、当日、
小作
(
しょうさく
)
の
挿画
(
さしえ
)
のために、場所の実写を
誂
(
あつら
)
えるのに同行して、
麻布我善坊
(
あざぶがぜんぼう
)
から、
狸穴
(
まみあな
)
辺——化けるのかと、すぐまたおなかまから苦情が出そうである。が、
憚
(
はばか
)
りながらそうではない。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小作(しょうさく)の例文をもっと
(1作品)
見る
せうさく
(逆引き)
不束
(
ふつゝか
)
で
恐
(
おそ
)
れ
入
(
い
)
るが、
小作
(
せうさく
)
蒟蒻本
(
こんにやくぼん
)
の
蝋燭
(
らふそく
)
を
弄
(
もてあそ
)
ぶ
宿場女郎
(
しゆくばぢよらう
)
は、それから
思
(
おも
)
ひ
着
(
つ
)
いたものである。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
小作(せうさく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“小作(小作制度)”の解説
小作制度(こさくせいど)とは、農民が生産手段としての土地をもたず、その土地の所有者や占有者から土地の使用権を得て農作物の生産に従事する制度。小作制度は土地の性格あるいは所有権や占有権の性格の差異によって多様な様相をもつ。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“小作”の関連語
小作人
小作料
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小作米
小作料
小作女
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