“あいそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愛想71.4%
愛憎10.1%
哀訴8.0%
愛相7.0%
相副1.0%
相反1.0%
哀愬0.5%
愛素0.5%
相添0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤い碁盤縞のフロックを着た先生の末子愛想に出て来たが、うっかり放屁したので、学生がドッと笑い出した。其子が泣き出した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「なあ、姉ちゃん、どうぞどうぞ、……頼りにするのん姉ちゃんばっかりやさかい、こんな話聞いても愛憎尽かさんといてエな。」
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それから以来というものは、一日に何回となく丘田医師のもとに哀訴を繰りかえさねばならなかった。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「それではおいたしましょう。い事を、貴僧にはお恥かしいが、明さんに一式のお愛相に、手毬をついて見せましょう、あの……」
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かかる時に際し、人は往々にして大勢の推移を知らず、前後を同一の時代と観ずることがある。ここに於てか人と時勢と相副わず、その間に扞格を来すのである。これ社会に保守党の起る所以である。
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
かえって全くそれと相反れた方面へ進んでしまう——と信じ切っていたのに、眼前に島が現われた時間からいえば、まさに竹生島に到着してもよい時間になっている。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彼らは懇請せり、哀愬せり、その有る限りの力をして相談せり、れども頑として動かざるなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
商売抦外見無しに引被け、転宿でもなさりたいのかと、膝の上の糸屑を丸めながら二階へって、貞之進の部屋の前まで行けば、お這入り/\といつにない愛素しいに
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
おぬしが勝たば、ここにえておる瓶割の刀、伝書、相添えてそちに譲ろう。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)