“相反”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あいはん44.4%
あいそ22.2%
あいそむ22.2%
あひそむき11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“相反”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
といったような全然、相反あいはんする二つの考えが、草川巡査の神経の端々を組んず、ほぐれつ、転がりまわり初めたのであった。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
答「いや、それも誤りではありません。悪と善、鬼と仏、相反あいはんする二つのものを一体のうちに交錯して持つふしぎな御仁ごじん
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
誰何すいかしましたけれども、それを耳に入れる様子はなく、それとは相反あいそれた方へ行ってしまいながら、
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
自分の勘によると、この舟は全く針路を誤ってしまったから、このままでは目的の竹生島へは行けないのみか、かえって全くそれと相反あいそれた方面へ進んでしまう——と信じ切っていたのに、眼前に島が現われた時間からいえば、まさに竹生島に到着してもよい時間になっている。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
勘介は、もの堅い老人だった。いつもこの老参謀の言は、信玄と相反あいそむく場合が多い。なぜならば信玄は果断直行に富み、この老人は、ひどく要心ぶかいからだった。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——今、曹操とは正しく相反あいそむいたが、それとてもこんどのような事件を惹起じゃっきして、曹操の怒りに油をそそぐようなことは、決して、玄徳の好むところではなかった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然處しかるところ貴君の行跡全く此希望と相反あひそむき候は、今更是非なき次第と諦念あきらめ候より外無之候。