“あいそむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相背50.0%
相反33.3%
相叛16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めぐって、兄弟相背あいそむくようなことはしてくれるなよ。汝ら、家の名をはずかしめ、義にそむくようなことがあると、孫策のたましいは、九せんもとにいても、誓ってゆるさぬぞ。……ああ!
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今、曹操とは正しく相反あいそむいたが、それとてもこんどのような事件を惹起じゃっきして、曹操の怒りに油をそそぐようなことは、決して、玄徳の好むところではなかった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かねて、臣の胸に、ひとつの策が蓄えてあります。郭汜かくし李傕りかくとは、互に並び立っていますから計略をもって、二賊をみ合わせ、相叛あいそむくようにして、しかる後、曹操に密詔を
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)