“相反馳”の読み方と例文
読み方割合
あいはんち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然しながらよく考えて見ると、愛と憎みとは、相反馳あいはんちする心的作用の両極を意味するものではない。憎みとは人間の愛の変じた一つの形式である。愛の反対は憎みではない。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)