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扞格
ふりがな文庫
“扞格”の読み方と例文
読み方
割合
かんかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんかく
(逆引き)
最初、一、二年は、良沢と玄白との間に、なんら意見の
扞格
(
かんかく
)
もなかった。が、彼らの力が進むに従って、二人はいつも同じような口争いを続けていた。
蘭学事始
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
元来思想上相容れなかったので思想上の
扞格
(
かんかく
)
が感情上の乖離となって、一時は交際が殆んど
途絶
(
とだ
)
えていた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
而
(
しか
)
して教育の事はなんら国際上に
扞格
(
かんかく
)
を生ずることなく、世界に大なる貢献を為すことが出来る。学術は世界共通のものである。真理に国境なし、真理は共通である。
早稲田大学の教旨
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
扞格(かんかく)の例文をもっと
(10作品)
見る
扞
漢検1級
部首:⼿
6画
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
“扞”で始まる語句
扞
扞挌
検索の候補
相扞格
“扞格”のふりがなが多い著者
伊波普猷
二葉亭四迷
内田魯庵
大隈重信
夏目漱石
石川啄木
菊池寛
与謝野晶子
田山花袋