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扞挌
ふりがな文庫
“扞挌”の読み方と例文
読み方
割合
かんかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんかく
(逆引き)
彼が世を終るまでは、諸侯に違言なく、水戸烈公の如きも、
動
(
やや
)
もすれば
牴牾
(
ていご
)
扞挌
(
かんかく
)
したるに
係
(
かかわ
)
らず、なお幕府の純臣たるを失わざりしなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
これは確に、彼の如き正直者の身にとつて、自ら
疚
(
やま
)
しい心もちだつたのに違ひない。それ以来去来は何をするのにも、この満足と悔恨との
扞挌
(
かんかく
)
から、自然と或程度の
掣肘
(
せいちう
)
を感じ出した。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
扞挌(かんかく)の例文をもっと
(2作品)
見る
扞
漢検1級
部首:⼿
6画
挌
漢検1級
部首:⼿
9画
“扞”で始まる語句
扞格
扞
“扞挌”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
芥川竜之介