“うったえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.6%
哀訴11.8%
5.9%
獄訟5.9%
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浪人原口作左衛門を、禁断の鍼で殺したという家人のうったえで、按摩佐の市は、時の南町奉行、遠山左衛門尉とおやまさえもんのじょう直々じきじき取調とりしらべを受けて居ります。
禁断の死針 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
そして、それは、浪路の魂と肉との哀訴うったえだった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
やがて成は都に着いたがうったえをする手がかりがない。どうしたならいいだろうかと思っていると、天子が御猟ごりょうにいかれるという噂が伝わって来た。
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
熊楠案ずるに『隋書』に日本人の獄訟うったえを、〈あるいは小石を沸湯中に置き、競うところの者にこれを探らしむ、いわく理曲なればすなわち手ただる、あるいは蛇を甕中に置きこれを取らしむ
白洲しらすに臨める縁先の障子は締切られて、障子の内に所司代の席を設け、座右には茶臼ちゃうすが据えてある。重宗は先ず西方を拝して後ちその座に着き、茶をきながら障子越にうったえを聴くのであった。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)