“うつた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
64.2%
30.2%
5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども第一にこまつたのは、平岡の勝手もとの都合を、三千代のうつたへによつてつたとしては、三千代に迷惑めいわくかゝるかも知れない。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
以て戦国に遠からぬ時代の人心にうつたへたる如き、概して言へば不自然アンナチユラリズム過激ヱンサシアズムとは、この時代の演劇にく可からざる要素なりしとぞ。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
是非の心偏すれば、民或は兄弟かきせめぎ父子相うつたふ者有り。凡そ情の偏するや、四たんと雖遂に不善ふぜんおちいる。故に學んで以て中和をいたし、過不及かふきふ無きにす、之を復性ふくせいの學と謂ふ。