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罅
ふりがな文庫
“罅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひび
77.8%
ひゞ
8.9%
か
3.3%
ひ
3.3%
わ
2.2%
さけめ
1.1%
すきま
1.1%
われめ
1.1%
ヒビ
1.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひび
(逆引き)
乾くと、すぐ
罅
(
ひび
)
がは入った。父は夕方になると、その前に立って、丁寧にその罅を塗りつぶしていた。するとまたすぐ罅がは入った。
九谷焼
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
罅(ひび)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひゞ
(逆引き)
おなじく、
深
(
ふか
)
い
罅
(
ひゞ
)
のはいつた
肉體
(
からだ
)
をもつてゐるわたしは、これから
海
(
うみ
)
に
行
(
ゆ
)
かうとしてゐたので、一つはしばらく
先生
(
せんせい
)
にもお
目
(
め
)
に
懸
(
かゝ
)
れまいと
思
(
おも
)
つて。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
罅(ひゞ)の例文をもっと
(8作品)
見る
か
(逆引き)
以て戦国に遠からぬ時代の人心に
愬
(
うつた
)
へたる如き、概して言へば
不自然
(
アンナチユラリズム
)
と
過激
(
ヱンサシアズム
)
とは、この時代の演劇に
罅
(
か
)
く可からざる要素なりしとぞ。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
罅(か)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひ
(逆引き)
冬の田の
深田
(
ふけだ
)
の氷
罅
(
ひ
)
びわれて月の夜頃はよく光るなり
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
罅(ひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
わ
(逆引き)
崖のこっち側と向ふ側と昔は続いてゐたのでせうがいつかの時代に裂けるか
罅
(
わ
)
れるかしたのでせう。霧のあるときは谷の底はまっ白でなんにも見えませんでした。
谷
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
罅(わ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さけめ
(逆引き)
黄金
(
こがね
)
の外はいづこにも
罅
(
さけめ
)
生じて涙したゝり、あつまりてかの
窟
(
いはや
)
を穿ち 一一二—一一四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
罅(さけめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すきま
(逆引き)
用なき
窪
(
くぼみ
)
をば
填
(
う
)
め、いらぬ
罅
(
すきま
)
をば塞ぎ、上に草を
葺
(
ふ
)
けば、家すでに成れり。我牧者の家は丘の上にありて兩層あり。
隘
(
せば
)
き戸口なるコリントスがたの柱は、當初墳墓を築きしときの面影なるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
罅(すきま)の例文をもっと
(1作品)
見る
われめ
(逆引き)
我等近づき、一の場所にいたれるとき、さきにわが目に壁を分つ
罅
(
われめ
)
に似たる一の
隙
(
ひま
)
ありとみえしところに 七三—七五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
罅(われめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒビ
(逆引き)
・冬曇の大釜の
罅
(
ヒビ
)
(崇福寺)
行乞記:03 (二)
(新字旧仮名)
/
種田山頭火
(著)
罅(ヒビ)の例文をもっと
(1作品)
見る
罅
漢検1級
部首:⽸
17画
“罅”の類義語
破目
割目
地割
“罅”の関連語
亀裂
“罅”を含む語句
罅隙
罅裂
裂罅
罅割
氷罅
岩罅
巖罅
氷河裂罅
罅壊
罅欠
罅痕
罅破
罅穴
罅這
罅間
裂罅割
“罅”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
北原白秋
小栗虫太郎
小山清
橘外男
島木健作
谷譲次
ロマン・ロラン
小島烏水
直木三十五