“割目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
われめ90.0%
クレヴァス10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空気中での長い稲妻形の火花の写真を千枚以上も撮って、その空間における屈曲の角度の統計的研究は、「空気の割目われめ」の説となったりした。
指導者としての寺田先生 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
にんじんは、爪で地べたをこすり、汚れた水に、こっちへ流れてこいという合図をし、深い石の割目われめを教えてやる。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
こんどは、かねて話に聞いていた氷河の割目クレヴァスにつかまった。
白雪姫 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)