トップ
>
割籠
ふりがな文庫
“割籠”の読み方と例文
読み方
割合
わりご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わりご
(逆引き)
生活の
資本
(
もとで
)
を森林に仰ぎ、
檜木笠
(
ひのきがさ
)
、めんぱ(
割籠
(
わりご
)
)、お
六櫛
(
ろくぐし
)
の
類
(
たぐい
)
を造って渡世とするよりほかに今日暮らしようのない山村なぞでは
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
花の
蜃気楼
(
しんきろう
)
だ、
海市
(
かいし
)
である……雲井桜と、その霞を
称
(
たた
)
えて、人待石に、
氈
(
せん
)
を敷き、
割籠
(
わりご
)
を開いて、町から、特に見物が出るくらい。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二人が蜜柑畑の中の
畔
(
あぜ
)
に腰を下ろして、
割籠
(
わりご
)
を開こうとしたときだった。蜜柑の畑の中に遊んでいたらしい子供が声を上げた。
船医の立場
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
割籠(わりご)の例文をもっと
(20作品)
見る
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“割”で始まる語句
割
割烹
割合
割拠
割箸
割符
割下水
割愛
割前
割烹着
“割籠”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
泉鏡太郎
作者不詳
島崎藤村
菊池寛
泉鏡花
中里介山
国枝史郎
久生十蘭
夢野久作