“肉體”のいろいろな読み方と例文
新字:肉体
読み方割合
からだ68.8%
にくたい25.0%
にく6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もどかしいなア、チッバルトをころしをった彼奴あいつ肉體からだをば掻毟かきむしって、なつかしい/\從兄いとこへのこの眞情まごゝろすることも出來できぬか!
間斷かんだんなく消耗せうまうして肉體にくたい缺損けつそん補給ほきふするために攝取せつしゆする食料しよくれうは一わんいへどこと/″\自己じこ慘憺さんたんたる勞力らうりよくの一いてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
あなたの肉體にくの一つ/\の原子げんしは私にとつて大事なものです。苦しんでゐても、病んでゐても、大事なものです。あなたの心は私の寶です。そしてこはれても矢つ張りそれは私の寶です。