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罅裂
ふりがな文庫
“罅裂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えみわ
22.2%
ひび
22.2%
われめ
11.1%
えみわれ
11.1%
すきま
11.1%
はじ
11.1%
ひゞ
11.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えみわ
(逆引き)
髪の毛は段々と
脱落
(
ぬけお
)
ち、
地体
(
じたい
)
が黒い
膚
(
はだ
)
の色は
蒼褪
(
あおざ
)
めて黄味さえ帯び、顔の
腫脹
(
むくみ
)
に皮が釣れて耳の
後
(
うしろ
)
で
罅裂
(
えみわ
)
れ、そこに
蛆
(
うじ
)
が
蠢
(
うごめ
)
き、
脚
(
あし
)
は
水腫
(
みずばれ
)
に
脹上
(
はれあが
)
り、脚絆の
合目
(
あわせめ
)
からぶよぶよの肉が大きく
食出
(
はみだ
)
し
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
罅裂(えみわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひび
(逆引き)
最後に少々この電灯の不都合な点を述べてみれば、こういう長い硝子管の一箇所でもちょっと
罅裂
(
ひび
)
が入れば全体が駄目になる。
ムーア灯
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
罅裂(ひび)の例文をもっと
(2作品)
見る
われめ
(逆引き)
我等はマーレボルジェなる次の
罅裂
(
われめ
)
と次の空しき歎きを見んとてとゞまれり、我見しにこの處あやしく暗かりき 四—六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
罅裂(われめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
えみわれ
(逆引き)
吃驚
(
びっくり
)
して
振反
(
ふりかえ
)
ると、下女の松めが
何時
(
いつ
)
戻ったのか、
見
(
み
)
ともない
面
(
つら
)
を
罅裂
(
えみわれ
)
そうに
莞爾
(
にこ
)
つかせて立ってやがる。私は
余程
(
よっぽど
)
飛蒐
(
とびかか
)
って横面をグワンと
殴曲
(
はりま
)
げてやろうかと思った。腹が立って腹が立って……
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
罅裂(えみわれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すきま
(逆引き)
それで、筒から放出されるより余程多量の水が、
罅裂
(
すきま
)
から空中に噴き出し、筒先き役は即座にびしょ濡れになって了う。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
罅裂(すきま)の例文をもっと
(1作品)
見る
はじ
(逆引き)
棉の実が
罅裂
(
はじ
)
ける。
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
罅裂(はじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひゞ
(逆引き)
第二の段は色ペルソより濃き、
粗
(
あら
)
き燒石にて縱にも横にも
罅裂
(
ひゞ
)
ありき 九七—九九
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
罅裂(ひゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
罅
漢検1級
部首:⽸
17画
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
“罅”で始まる語句
罅
罅隙
罅穴
罅割
罅痕
罅壊
罅欠
罅破
罅這
罅間
検索の候補
裂罅
裂罅割
氷河裂罅
“罅裂”のふりがなが多い著者
エドワード・シルヴェスター・モース
高祖保
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
アリギエリ・ダンテ
二葉亭四迷
中原中也
泉鏡花
寺田寅彦