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振反
ふりがな文庫
“振反”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふりかえ
80.0%
ふりかい
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりかえ
(逆引き)
先の方へぽく/\
行
(
ゆ
)
く人が、
後
(
うしろ
)
を
振反
(
ふりかえ
)
って見るようだが、暗いので分らん。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
吃驚
(
びっくり
)
して
振反
(
ふりかえ
)
ると、下女の松めが
何時
(
いつ
)
戻ったのか、
見
(
み
)
ともない
面
(
つら
)
を
罅裂
(
えみわれ
)
そうに
莞爾
(
にこ
)
つかせて立ってやがる。私は
余程
(
よっぽど
)
飛蒐
(
とびかか
)
って横面をグワンと
殴曲
(
はりま
)
げてやろうかと思った。腹が立って腹が立って……
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
振反(ふりかえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ふりかい
(逆引き)
ソコで
竊
(
ぬす
)
むが如くに水を飲んで、抜足をして台所を出ようとすると、忽ち奥坐舗の障子がサッと開いた。文三は
振反
(
ふりかい
)
ッて見て覚えず立止ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
振反(ふりかい)の例文をもっと
(1作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
“振反”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
三遊亭円朝