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振反
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ふりかえ
ふりがな文庫
“
振反
(
ふりかえ
)” の例文
先の方へぽく/\
行
(
ゆ
)
く人が、
後
(
うしろ
)
を
振反
(
ふりかえ
)
って見るようだが、暗いので分らん。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
吃驚
(
びっくり
)
して
振反
(
ふりかえ
)
ると、下女の松めが
何時
(
いつ
)
戻ったのか、
見
(
み
)
ともない
面
(
つら
)
を
罅裂
(
えみわれ
)
そうに
莞爾
(
にこ
)
つかせて立ってやがる。私は
余程
(
よっぽど
)
飛蒐
(
とびかか
)
って横面をグワンと
殴曲
(
はりま
)
げてやろうかと思った。腹が立って腹が立って……
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
と呼ばれ、源兵衞は不審な顔をして
振反
(
ふりかえ
)
り
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
振反
(
ふりかえ
)
ッて見れば……お勢で。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
と上へあがり
振反
(
ふりかえ
)
って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳