“陷”のいろいろな読み方と例文
新字:陥
読み方割合
おちい25.9%
おとしい24.1%
お20.7%
おと19.0%
はま3.4%
おち1.7%
おちゐ1.7%
おつ1.7%
おとし1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
救(すく)はん爲に故意(わざ)と罪(つみ)に陷(おちい)りしならん何ぞ是を知らずして殺さんや其方は井筒屋茂兵衞(ゐづつやもへゑ)が惣領(そうりやう)ならんと申されければ雲源(うんげん)驚(おどろ)き感じ今は何を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お品は始めてその叡知(えいち)の鋒鋩を見せました。そのお品の言葉が本當なら、曲者は房吉を陷(おとしい)れる積りでやつた細工でせう。
拔け荷の取引を濟ませて歸つて來た彈三郎は、一杯機嫌で棧橋へかゝると、首尾(しゆび)よく茂野の仕掛けた罠(わな)に陷(お)ちて、板を踏み外した。
罪(つみ)に陷(おと)し入んと計り闇(くら)き夜に昌次郎と兩人(ふたり)にて男女を殺(ころ)し悴娘の着類を着(きせ)兩人の首を切(きつ)て川へ流せし趣(おもむ)き最早兩人より白状(はくじやう)に及びしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つい見惚(みと)れて一緒に陷(はま)つた——その生命(いのち)の瀬戸際に飄然と現はれて救ひ上げて呉れた眞黒な坊さんが不思議にも幼兒にある忘れがたい印象を殘した。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
執(とり)なし貰(もら)ひ又お專か村方の組合も出て與惣次共々(とも/″\)種々(しゆ/″\)命乞(いのちごひ)と嘆願(たんぐわん)におよびけれども何分其事叶(かな)はず其中に七日八日隙取(ひまどり)ければ早傳吉は罪(つみ)に陷(おち)て昌次郎夫婦を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
否、崕(がけ)は崩れ、路は陷(おちゐ)りて、磊々(らい/\)たる岩石の多き、その歩み難きこと殆ど言語に絶す。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
巧(たく)む者あり又顏色蓬(おど)ろにして恐ろし氣(げ)なる者も心は實(まこと)に竹を割(わり)たる如き善人あり或ひは言葉を巧みに人を罪に落とすもあり又己(おのれ)十分の理を持ながら訥辯(とつべん)の爲に言伏られて無實(むじつ)の罪(つみ)に陷(おつ)るもあり其善惡(そのぜんあく)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
科(とが)に陷(おとし)いれる而已(のみ)ならず其妻に不義(ふぎ)を申し掛し段(だん)不屆(ふとゞき)の至なり依(よつ)て二百五十俵(ぺう)召上(めしあげ)られ重(おも)き刑罪(けいざい)にも處(しよ)せらるべき處格別(かくべつ)の御慈悲(おじひ)を以打首(うちくび)次(つぎ)に七助事主人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)