“叡知”の読み方と例文
読み方割合
えいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして新時代の空気にふさわしい趣味と叡知えいちを持って、典雅な線を感じさせるコルトーは、まことに面白い対照というべきである。
死んだ無機的団塊が統整的建設的叡知えいちの生命を吹き込まれて見る間に有機的な機構系統として発育して行くのは実におもしろい見物みものである。
空想日録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
尊厳な叡知えいちと、一見遍在していて全知全能であるように思われることとにたいして、自分の常にいだいていた深い畏怖いふの情は