“召上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしあが52.0%
めしあ24.0%
めしや16.0%
めしあげ4.0%
めしやが4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太夫たゆう、お待遠まちどおさまでござんしょうが、どうかこちらへおいでなすって、おちゃでも召上めしあがって、おちなすっておくんなまし」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
山形の城主最上源五朗義俊げんごろうよしとしが所領を召上めしあげられて、重臣を各大名に預けられたのは、元和げんな八年七月十八日、この物語から丁度ちょうど一年半ばかり前のことです。
十字架観音 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「あらそんなお約束があるの。あたしちっとも知らなかったわ。誰と誰がいっしょに御飯を召上めしやがるの」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
とがおとしいれる而已のみならず其妻に不義ふぎを申し掛しだん不屆ふとゞきの至なりよつて二百五十ぺう召上めしあげられおも刑罪けいざいにもしよせらるべき處格別かくべつ御慈悲おじひを以打首うちくびつぎに七助事主人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小腰をひくめて「ちょいとお湯へ」と云ッてから、ふと何か思い出して、きもつぶした顔をして周章あわてて、「それから、あの、若し御新造ごしんぞさまがおかえんなすって御膳ごぜん召上めしやがるとおッしゃッたら、 ...
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)