“めしあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メシア
語句割合
召上60.0%
召喰10.0%
召食10.0%
徴発10.0%
飯上10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは貴様達に負ける男ではないから、閉口して、おれが今この折詰のお馳走を召上めしあがるところを、拝見しろ」
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
『父上は、そんな物、召喰めしあがりはしない。持って帰っても、無駄ではないか』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『いつもは召喰めしあがるが、今は、決してお喰がりになる事はない』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「山伏どの、干飯ほしいいけました。味噌をぶって食うと美味うまい、ここへ来て召食めしあがらぬか」と、いうのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この辺りの筏は残らず徴発めしあげられて、一艘だって有りはしませぬ。往来は、御城下の橋と、この井細田の舟橋との二口ふたくちに限られて、それも、手形がなくては渡れまぬ
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝、起きてから、日夕点呼をすまして、袋のような毛布にくるまって入ってしまうまで、なか/\容易でない。一と通りの労力を使っていたのではやって行けない。掃除もあれば、飯上めしあげもある。
入営前後 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)