トップ
>
『狸問答』
ふりがな文庫
『
狸問答
(
たぬきもんどう
)
』
私は、よく怪物に勝つことがあるよ、しかし或は負けていたのかもしれないがね—— 数年前、さる家を訪ねて、昼飯の馳走に与って、やがてその家を辞して、ぶらぶら向島の寺島村の堤にかかったのが、四時頃のことだ、秋の頃で戸外は未だ中々明るい、私が昼の膳 …
著者
鈴木鼓村
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
終
(
おわ
)
堪
(
こ
)
昼飯
(
ちゅうはん
)
如何
(
どう
)
居
(
い
)
或
(
あるい
)
右手
(
ゆんで
)
咽
(
のど
)
過
(
すぎ
)
粟田
(
あわだ
)
歩出
(
あゆみだ
)
投出
(
ほうりだ
)
戸外
(
おもて
)
怒号
(
どな
)
快
(
よ
)
御陵
(
みささぎ
)
矢張
(
やはり
)
己
(
おれ
)
未
(
ま
)
明
(
あか
)
最早
(
もう
)
堤
(
つつみ
)
魚
(
うお
)
開
(
ひら
)
召上
(
めしあ
)
先
(
さき
)
傘
(
からかさ
)
鰹
(
かつお
)
結句
(
けっく
)
丁度
(
ちょうど
)
途事
(
とちゅう
)
涎
(
よだれ
)
近処
(
きんじょ
)
渇
(
かわ
)
辺
(
あたり
)
真暗
(
まっくら
)
起
(
た
)
見
(
み
)
行
(
ゆ
)
確
(
たしか
)
祇園
(
ぎおん
)
美事
(
みごと
)
堤
(
どて
)
下痢
(
げり
)
与
(
あずか
)
中々
(
なかなか
)
京都
(
きょうと
)
今己
(
おれ
)
傍
(
そば
)
傘
(
かさ
)
内
(
うち
)
向島
(
むこうじま
)
吹出
(
ふきだ
)
四辺
(
あたり
)
未
(
いま
)
塩鰹
(
しおかつお
)
好味
(
うまい
)
居
(
お
)
山内
(
さんない
)
御陵
(
ごりょう
)
悪戯
(
いたずら
)
投出
(
なげだ
)
提
(
さ
)
撮食
(
つまみぐい
)
早速
(
さっそく
)